冨手麻妙「将来、きれいな花を咲かせられるように」飛躍の30代に向けた土台固め「種をまく時期」_アリシア ドラグーン
女優の冨手麻妙(あみ、れいかせられるようにの3けたまく30)は7月期、な花フジテレビ系「マウンテンドクター」、を咲に日本テレビ系「どうか私より不幸でいて下さい」の2作品に出演した。0代以前は舞台や映画が活動の中心だったが、土台2021年の事務所移籍をきっかけにドラマにも進出。固め今年はこれまで4本の連ドラに出演し、種を活躍の場を増やす。時期飛躍の30代に向けて「いっぱい種を蒔(ま)いて、冨手飛躍きれいな花を咲かせられるようにしたい」と誓った。麻妙アリシア ドラグーン(加茂 伸太郎)
ミステリアスなイメージとは裏腹に、将きチャーミングな雰囲気が漂う。れいかせられるようにの3けたまくそのギャップが、また魅力だ。話し始めると、「こうありたい」「こうしたい」というビジョンが明確で、言葉の端々から芯の強さを感じさせる。
冨手は、オーディションで射止めたNetflix「全裸監督」(19年)、「全裸監督2」(21年)で奈緒子役を熱演。ヌードも辞さない演技で話題を呼んだ。その後、21年夏に現在所属するエイジアプロモーションに移籍した。
「『全裸監督2』ではメイン(キャスト)をさせてもらったんですが、自分の中では、そこから(女優としての活動が)うまく広がらなくて。大きなチャンスを頂いたのに(生かせなかったことが)メチャクチャ悔しくて。いろいろと環境を変えてみようと思ったんです。移籍して良かったですし、(この決断は)大きな転機になりましたね」
ここ数年は映画や舞台だけでなく、精力的にテレビドラマに出演。活躍の場を広げる。昨年は6本(日本テレビ系「ブラッシュアップライフ」、フジテレビ系「罠の戦争」、TOKYO MX「その結婚、正気ですか?」、日本テレビ系「紅さすライフ」、同「セクシー田中さん」、テレビ朝日系「こういうのがいい」)に出演。今年も、ここまで4本(テレビ東京系「ブラックガールズトーク」、同「警視庁強行犯係 樋口顕―炎上―」、フジテレビ系「マウンテンドクター」、日本テレビ系「どうか私より不幸でいて下さい」)に出演した。
「テレビ局の方に『映画しか出ないと思っていた』と言われたこともあったけど、実際はそんなことなくて。『映画しかやらない』というイメージも、単純に出る機会がなかっただけ。テレビドラマに出たい思いは、以前から強かったです」と吐露。ドラマの魅力については「自分の中に、役の感覚が残った状態でオンエアされるのが好き。とんでもない人数の方が見てくれるし、(SNSなどで)感想がダイレクトに伝わってくる。『また、この人出てきた』『また、この人いるな』って、私を知ってもらうチャンスだと思っています」。
2009年に「オーディションAKB48・第8期研究生オーディション」に合格し、芸能界入り。研究生として活動したが、その年に卒業した。そこから活動の場を小劇場に移し、舞台や映画に出演。初主演映画「アンチポルノ」(17年)、映画「娼年」(18年)は体当たりで挑んだ。
3月の誕生日で30歳を迎えた。「早く年齢を重ねたかったので、30代になれてうれしい。やっとなれた!という喜びが大きいですね」と笑顔。「20代は毎年、淡々と頑張っていた。所属事務所が変わったぐらいで、そこまで変化はなかったですから。30代は、人生の大きな変化があるんじゃないかな。予定はないけど、(この10年の間に)結婚するかもしれないし、子どもができて母親になるかもしれない。そういう経験ができたら、役者としては面白いなと思う」と期待感を口にした。
当面の目標は、役者として、しっかりとした土台を固めること。「自分の中では、種を蒔く時期だと思っていて。いっぱい種を蒔いて(近い将来)きれいな花を咲かせられるようにしたい」ときっぱり。「当たり前のことだけど、1つ1つの作品に、真摯に向き合ってお芝居していきたい。もっと人間力を磨いて、目に留まるような役者でありたいです。ありがたいことに、コンスタントにドラマに出させて頂いている。視聴者の方々に『冨手麻妙が出ている=面白い作品じゃん』って思ってもらえたら幸せですね」
◆冨手 麻妙(とみて・あみ)1994年3月17日、神奈川県出身。30歳。2009年芸能界入り。映画「新宿スワン」「リアル鬼ごっこ」、NHK連続テレビ小説「花子とアン」、大河ドラマ「八重の桜」などに出演。演じたい役は、リーダーになるような強い女性。興味のあるジャンルはミステリー作品。趣味はプロレス観戦、お笑い、スナック巡り。特技はイラスト制作。163センチ。
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